【フレイル】フレイル予防=介護予防って本当ですか?

こんにちは。株式会社BooSTです。

今回は「フレイル予防=介護予防って本当ですか?」について解説を致します。

参考文献

今回は「イチからわかる!フレイル・介護予防 Q&A」を参考にさせていただきました。

筆者は筑波大学 山田 実氏です。

リンクを記載しますので、詳細を知りたい方はご参照ください。

https://www2.human.tsukuba.ac.jp/faculty_j/yamada-minoru

はじめに

フレイルは、有害健康転帰(adverse health outcomes)の発生率の上昇に大きく影響します。

有害健康転帰とは、転倒、入院、要介護への移行、死亡など、健康に有害となるイベンが発生することを指します。

むしろ、有害健康転帰を惹起することが注目されている理由です。

今回は、フレイルと有害健康転帰の関係について解説を行います。

フレイルと有害健康転帰の関係

フレイルと有害健康転帰の発生率に関する研究において、段階的に有害健康転帰が上昇することが示唆されています。

ロバスト < プレフレイル < フレイル

では、なぜフレイルは有害健康転帰の発生率が上昇するのでしょうか?

フレイルは、3つの病態に分類され、相互に影響を与え合っています。

・身体的フレイル

・社会的フレイル

・心理的フレイル

それぞれの病態がどのように有害健康転帰の上昇に影響を与えているのかを解説します。

○身体的フレイル

サルコペニアによる影響が大きいと考えられています。

サルコペニアは、筋力低下と骨格筋量減少により、有害健康転帰を惹起し、死亡率を上昇させることが示唆されています。

併せて読みたい記事

↓サルコペニアとは?〜“筋力低下”と“骨格筋量減少”はマッチしません〜↓

○社会的フレイル

身体的フレイルと心理的フレイルによる影響を増幅させることが示唆されています。

○心理的フレイルは

認知機能の低下を惹起し、手段的日常生活活動(Instrumental Activities of Daily Living:IADL)の制限に影響を及ぼします。

これらの病態が相互的に負の循環を形成しながら雪だるま式に膨れ上がることで、有害健康転帰を惹起することに繋がります。

おわりに

フレイルは、有害健康転帰(adverse health outcomes)の発生率の上昇に大きく影響します。

身体的フレイル・社会的フレイル・心理的フレイルの病態が相互に影響を与え合いながら、負の循環を形成して、有害健康転帰を惹起します。

フレイルを予防する意識が生活の質(Quality Of Life:QOL)や日常生活活動(Activities of Daily Living:ADL)の維持につながります。

当社は、今後も健康寿命に関する活動を行ってまいります。

株式会社BooSTは合同会社MYS様と連携して訪問リハビリテーションを提供しています。

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