こんにちは。株式会社BooSTです。
今回は「フレイルの有病率〜日本人の○%はフレイル!?〜」について解説を致します。
参考文献
今回は「イチからわかる!フレイル・介護予防 Q&A」を参考にさせていただきました。
筆者は筑波大学 山田 実氏です。
リンクを記載しますので、詳細を知りたい方はご参照ください。
https://www2.human.tsukuba.ac.jp/faculty_j/yamada-minoru
はじめに
「日本人のフレイルの割合ってどれくらい?」
「フレイルを発症しているか不安…」
「フレイルを発症したら要介護状態に陥るって本当?」
最近は、医療機関や地方自治体が“フレイル”を取り上げるようになり、知名度が上昇している印象があります。
「日本人のフレイルの有病率」は関心が高い話題の1つだと思います。
今回は、日本人のフレイルの有病率にフォーカスを当てて解説を行います。
フレイルの有病率
みなさんはフレイルの有病率は何%か予想できますか?
フレイルの判定基準にJapan Cardiovascular Health Study基準(J-CHS基準)があります。
今回は、J-CHS基準を用いて、日本の様々な地域における7つのコホート研究のデータを統合して分析した結果からフレイルの有病率を算出しています。
コホート研究とは、ある特定の危険因子を持つ人が将来的にどのような病態に陥るかを追跡する研究を指しています。
左記の条件から、フレイルの有病率は約10%とされています。
令和6年10月の65歳以上の人口は約3624万人となり、高齢化率は29.3%となっています。
▷総務省
フレイルの有病率を有病者数に換算すると約362万がフレイルを発症している計算になります。
今回は自宅で生活をされている方を対象としたものなので、医療機関で治療を受けている方は対象外となっています。
そのため、左記の方々を含めた場合、正確にはサルコペニアの有病率は約10%にはとどまらないと予想されます。
フレイルは、要介護状態へと進行する危険性が高い集団です。
そのため、このような方々に対して適切に対応することが社会保障料の抑制に繋がります。
おわりに
フレイルの有病率は約10%となっています。
有病率を有病者数に換算すると約362万人がフレイルを発症している計算となります。
医療従事者は、フレイルを早期発見し、適切に対応し、社会保障料を抑制する意識を持って業務に取り組む意識が必要になってくると思います。
株式会社BooSTは合同会社MYS様と連携して訪問リハビリテーションを提供しています。

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